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脱力すると云うこと

先日、京都にあるフランス菓子ショップ トゥレ・ドゥーで行われた田中彬博&shoheiのケーキライブに行ってきました。

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このお店はフランスをイメージさせる内装で、とっても可愛い雰囲気のお店です。
素敵な音楽が楽しめて、美味しいケーキが食べれるという贅沢な時間が過ごせる良い空間です。

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私が食べたケーキは、カチスのショコラ・ケーキで甘くなく、それでいてインパクトがある癖になる味で
これだけで十分心を持っていかれます。
世界一ケーキが似合うオジサンを目指す私としては大満足の味でした。(笑)

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ライブの方は、すっかり息のあった二人の演奏ですので、楽しくない筈がありません。
しかも今回は一番前の席で手を伸ばせばギターが届く距離でした。
この距離であっきーとshoheiの演奏を聴きながら、眼は二人の指先から離れませんでした。

二人のライブは今まで数え切れないぐらい見てきましたが、今回改めて二人の指先をじっくりと見て
その脱力しきった動きに驚かされました。

その脱力は、どんな曲を弾こうが、どんな奏法をしようが、変わらず弾き続けているんですね。
一流の投手は直球を投げる時も、変化球を投げる時も、フォームが変わらないと言いますが、
二人の指先は、まさにその感じで何の変化なく演奏しています。

それでいて奏でられる音色は、自在に操られており、この日は二人の演奏に感動させられました。
この二人は、一体どこまで成長するのでしょうか。
多彩な奏法を脱力したスタイルで繰り広げるスパーギタリストの演奏を近距離で堪能でき幸せな
時間を過ごさせてもらいました。

私にとって脱力は永遠の課題ですが、ぼんやりと方向が見えた感じがした日でもありました。
でも多分、勘違いだと思います(笑)
by mitorot | 2012-07-07 10:00 | 音楽 | Comments(0)